お陰様で、昨年11月21日に開始した今年の仕込みが米→麦を経て5月末に無事に終了しました。今年は例年と比べ様々な変化があった仕込みの半年。
今回の日々是好日ブログは、ほんの少しだけ無事に終了した喜びの報告をさせていただきます。
仲間が増え、できることが増えました
今年の仕込みで例年と圧倒的に違うこと。それは何においても人手が増えたこと!
昨年から寿福のメンバーになった遠藤くんは初の米&麦のフル仕込み。そしてこの春、絹子の孫であり、亮子と良太の姪にあたる「莉子(りこ)」が蔵で働くことになりました。
莉子については「寿福のこと(About "JUFUKU")」の、寿福の人々に追加しています。ぜひご覧ください➡【莉子RIKO】
仕込みに徹することができる人数が『3』になったのは、本当に大きな変化でした。
念願だった徹底した掃除も、人数が増えたおおかげでますます強化。
焼酎の出来に繋がっています。
昨年同様に麦も良い仕上がりなのですが、今年は何を隠そう「米」が良い!
先日ご紹介した「新たな挑戦」として、限定で仕込んだエクセレント麹の出来も良い!
詳細はこちらのブログをご覧ください⇩
熟成後が楽しみな仕上がりとなりました。早くみなさまにお届けしたい気持ちでいっぱいです。
仕込み後の大掃除は、さらに念入りに
仕込み中も道具、蔵を美しく保つために日々努力を惜しまない!ということが、私たち寿福のモットーですが、すべての仕込みが終わったあとの大掃除は、さらにさらに徹底的に。
もちろん私たち「人間」の働きもありますが、焼酎は原料と麹と蔵が作ってくれるもの。
道具のひとつひとつも、どれか欠けてしまえば焼酎造りはできません。
だからこそ、半年ものあいだ共に働いてくれた道具、蔵には感謝の想いを込めながら磨き上げていきます。
すり減ったり、底が抜けたり、世代交代した道具も多々ありました。大切に扱っているからこそ、限界まで働いてくれる道具たちには本当に感謝。
長丁場の仕事を終え、美しくなり、まるで次回の仕込みまで体力を温存するかのように眠りにつく道具たちをみるとこちらまで心が穏やかになります。
小さくて大きな改革!
仕込みが終わったあとの寿福で、ひとつの改革がおこなわれたことを追記しておきたいと思います。
それは、良太の長年やりたいことリストの上位にあった「寿福の台所」のリノベーション。
良太が杜氏となってから、仕込み中の唯一の楽しみといって良いほど大切な『お昼ご飯』は、絹子の担当。
毎日振る舞われる、ボリューミー!かつ最高に美味い!「絹子めし」が生まれる台所が、
「ここでどぎゃんしたら、こがんうまかとば作っきっと!?」状態の
(訳:ここでどうやったら、こんなに美味しいものが作れるの!?)
”仮すぎる”台所でした。(母・絹子おそるべし)
仕込みが終わって、少しだけ余裕があった良太が一念発起、やっとやっとこの台所のリノベーションに着手した、という経緯です。
<改革前>(あまりにも…なので、モザイク笑)
<改革後>
本人いわく”山小屋風のお洒落なキッチン”に生まれ変わりました。
この変化は小さいようで大きなもの。
今後の寿福の活力が生まれる場所が整ったことで、さらにパワーアップした寿福酒造がお見せできるかもしれません。
なお、仕込みの詳細は今年の新しいカワラバンに掲載予定です。どうぞお楽しみに~。
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